四国一周ツアー7.5日目。本日は村田さんが別途お仕事でご不在。走行はお休みです(※通常のツアーは、勿論このような事はありません)。自由時間、万歳!!折角、松山まで来ているので、松山城と周辺をぶらりすることに。ホテル「ドーミイン松山」に面する商店街を北へ。丁度、松山城のロープウェイ東雲口駅舎まで続いています。道沿いには、みかんを使用したビールのお店や洒落たレストラン。さすが観光地ですね

お城までのロープウェイは、片道270円なり。徒歩で登城するなら20分ほど。迷いましたが徒歩を選択。何故ならツアーで全く痩せないから。たった7日間とはいえ、電動アシストとはいえ、毎日5時間以上を運動している訳ですが。贅肉は削げた気配も無く。いや寧ろプラス??原因は言わずもがな食べ過ぎ。本ツアーは食べ旅要素がアツイのです。村田さんは気になるなら控えればと言いますが。美食を前に指をくわえるなど愚の骨頂。ならば燃焼あるのみです。

松山城登山口はロープウェイ乗り場の向こう側。上が見えません

東雲神社の石段は見た目以上に長く、連日のサイクリングで軋む太股に堪えます。登り切ると、次は心臓破りの坂。きつい傾斜にアキレス腱から悲鳴が。昔は更に甲冑を着ていたんですよね?到着前にやられそうですが笑。頭上には、楽しげに空中散歩する女子達。城クライムは文明を利用した方が得策かもです。

登城ルートのみ梅が満開でした。ロープウェイ民が見られない唯一の楽しみ (と自分を慰めていました)

徒歩15分程。石垣が視界に入り、やっとお城らしくなってきました。松山城の石垣は、よくよく見ると構造の違うところがチラホラ。隙間が目立つ打込ハギ、反対に隙間が少ない切込ハギ。改修などで異なる時代に積まれたのだとか。石垣の隅は算木積み。石の長辺と短辺を交互に重ねた造りが確認できます。最近TVで仕入れた豆知識が役立ちました。石垣をまじまじ観察するのは初めてですが。結構面白いものですね。

異なる造りの石垣が混在。几帳面じゃない意外な一面
石垣の角は算木積み。反りの曲線が美しいです

坂を登っては門が続き、ようやく頂上は標高132 m。運動場を縦に並べたような広い本丸広場。向こうには威厳を感じさせる天守と隣に子天守が見えます。筆者は以前に天守観覧したので、今回は割愛しますが、天守からの眺望は素晴らしいので、一度は登ってみる事をオススメします。

桜まだの松山城。広場は筆者背後にも続き、本当に広いのです。何に使用したのでしょうか?
一ノ門前から見上げる天守。迫るものを感じますね

城下に戻り、再びロープウェイ街へ。「みかんや」にお立ち寄り。愛媛県の興居島産のみかんを取り扱う専門店です。試食に置いていたのは、何とみかん丸ごと。店内に柑橘のスイーツ達が並ぶ中、筆者は柑橘界の大トロと言われる「せとか」のスムージーをGET!風が吹き抜けるような爽やかな香りと甘み。あまりの美味しさで顔が緩むのでご注意を。「伊織 松山店」でお土産も購入。今治タオルの他、洒落た一品をお探しの方にオススメです。

試食に頂いたのは「はるみ」。果肉が粒立って食感も楽しめます
「せとか」のスムージーは神の美味しさ。流石みかんの大トロです

村田さんの連絡によると、後1時間と少しで合流できるとか。想定外の早いご帰還。観光は終了です。本日のノルマ、モニター業務(※ツアーの記録・紹介)をこなさねば。石手川緑地でPCを必死にポチって松山はEND。

合流後は本日のお宿へ。人生初のゲストハウスです(※ツアー前にお願いをしたのです。ツアーでは宿泊施設もカスタマイズ可能です)。サイクリストにお勧めが今治にあるらしく、松山から車で移動。着いたのは「シクロの家」。第一印象は、清潔感があってお洒落なシェアハウスという感じ。1階には談話スペース、2階にはドミトリーと個室があります。屋内には駐輪スペースがあるので、自転車の防犯もバッチリ。お客さんはサイクリストの方達ばかりでした。

シクロの家。手作り感溢れる外観にキュンとします

近くに温泉があるのも魅力的。「しまなみ温泉 喜助の湯」。日本一サイクリストが集まる温泉らしいです。さすがサイクリスト聖地・今治。玄関に自転車が飾られ、レジの前にはメンテナンスグッズ。外には自転車専用ロッカー。至れり尽くせりです。斬新さもさることながら、重要なのはお風呂。疲労回復に効く高濃度炭酸風呂をはじめ、10種類以上もの浴槽が。勿論この中には温泉も。エンタメ要素と質が揃って大満足でした。

喜助の湯。しまなみ海道の袂までは約6 km。汗を流すには最高のポイントですね
自転車専用ロッカー。上のフックに自転車を吊すのでしょうか?

晩御飯は「五味鳥」で。「今治焼き鳥」発祥のお店。朝の情報番組でも取り上げられたみたいです。今治焼き鳥とは、串に刺さず鉄板で焼くスタイル。グルメな村田さんが忘れられない味だそう。確かに間違い無し。合わせて注文した「せんざんき(唐揚げ)」も最高にジューシー。必食です。蓮根の肉詰めや焼き椎茸など素材を味わう野菜メニューも揃っていました。相棒のビールは忘れずに。

焼物の「かわネギ入」が今治焼き鳥。約60年の伝統の味
せんざんき。食べる前から約束された美味しさ
素朴なのにビールが進む不思議なお野菜達

そして今夜。バーをリベンジです。昨晩、筆者は初めてのバーへ。何と諸事情につきウイスキー専門店だったのですが。嗜みが無さ過ぎて退散したのでした。今回は安定のオーソドックススタイル。「BAR Shu」へ。店内は様々なお酒。カウンターに座れば、素敵な光景です。早速マスターに味のニュアンスを伝えると、作られていくカクテル達。シェーカーを使用する以外にも色々な作り方がある模様。ただ作る訳ではなく、流れるような所作は魅せているようで。バーは空間や時間も楽しむエンターテイメントなのだなぁと理解。また一つ大人になりました。

カウンターからの光景。インテリアとして成立してしまうお酒達
愛媛県にちなみ柑橘のカクテルをお願いしました。爽やかで上品なお味

ゲストハウスに戻ると皆さんは既にご就寝。他の宿泊客の方とお話する機会はまた明日でしょうかね。今夜眠るのは女性専用ドミトリー。・・・なのですが、コロナの影響か部屋には筆者一人。誰かが居た方が醍醐味は味わえますが、これはこれで気楽でイイものです。今宵は二段ベッド。おやすみなさい・・・。

ドミトリーは4人部屋。部屋には防犯対策の貴重品ロッカー、枕元にはコンセントがあります

四国一周まであと551 km

モニターツアー【カメコ編】 記事一覧

DAY走行場所走行距離
1高知県 高知市~須崎市55 km
2高知県 須崎市~四万十市74 km
3高知県 四万十市~土佐清水市55 km
4高知県 土佐清水市~愛媛県 愛南町59 km
5愛媛県 愛南町~宇和島市40 km
6愛媛県 宇和島市~喜多郡 内子町58 km
7愛媛県 喜多郡 内子町~松山市62 km
7.5愛媛県 松山市 & 今治市走行はお休み
8愛媛県 松山市~今治市77 km
9愛媛県今治市~香川県観音寺市92.5 km
10香川県 観音寺市~高松市83 km
11香川県 高松市~徳島県 鳴門市73 km
12徳島県 鳴門市~海部郡 宍喰町99.5 km
13徳島県 海部郡 宍喰町~高知県 室戸市48 km
14高知県 室戸市~高知市77.5 km

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